開発経験半年の私がヤフーのサマーインターンに参加した話

はじめに

初めまして。初投稿のssumikaと申します。 この2022年の夏に、ヤフーのサマーインターンに参加したので、振り返りも兼ねて記事を残そうと思います。

目次

  • 自己紹介
  • インターンの選考にあたって
  • 業務の流れ
  • 感想

自己紹介

そもそも何やつ??って感じだと思うので、軽くですが自己紹介をします。 私にまつわる情報は、ざっとこんな感じです。

  • 趣味開発は初めて半年くらい
  • AtCoderは(断続的に)一年ちょっとやってる
    • この記事執筆時は茶色。
    • たまにあさかつにも参加させていただいていました。
  • プログラミングは学部の授業から。
  • ハッカソンへの出場経験あり(やったの企画設計やプレゼンくらい)

よく、色々なコミュニティで歳の近い人の経歴を見たりするのですが、自分はかなりの凡人だと自負しています。

インターンの選考にあたって

選考フローとしては、ES提出・コーディングテスト→面接といった形なのですが、正直選考を通過するとは夢にも思っていませんでした。

というのも、自分で開発したものはあれどあまり自信がなかったからです。

あと、コーディングテストも難しいものではなかったと思いますが、完答出来たのは最初の一問のみでした。 他2問は部分点はあったかと思いますが、一応競技プログラミングをしている身としては中々ショックでした。

面接では、私の場合は特に変わったようなことは聞かれず、研究内容や開発したものに対する深堀りが主でした。 面接官が、インターンで配属されたチームのリーダーのお二人だったのですが、研究課題を自分の生活の中から探した、といった点で関心を抱いてもらえていたと思います。

技術には誇れるものが少ない分、自分の行動原理や意識といった点を重点的にお話ししました。

業務の流れ

何してたの?

お待たせしました。本題です。

ざっと言いますと、私がやったことは「営業さんが使用する資料作成の自動化」です。

私が配属されたチームでは、「Yahoo! JAPAN 来店計測」というサービスを展開していました。そこで、営業さんがクライアントを決めるときに、来店計測が可能なチェーン店の一覧が必要で、従来ではその集計からファイルの送信までを手動で行っていました。しかし、今回のインターンでは、その集計から送信までを一括に自動化しちゃおうよ、というお話でした。

使用した技術領域としては、HQL(SQLに似てる)、Pythonが主でした。それ以外にもCronと呼ばれるジョブを作成したり、様々なものに触れさせていただいたのですが、社内ツールに関わるものが多くあったのでそこは割愛します。ツールとしてはGitHubVimやDocker等も使いましたね。初めてIntelliJというエディタを使いました。

HQLで集計して、集計した結果を社内のオブジェクトストレージに渡して、Pythonで社内のオブジェクトストレージからSlackにデータを送信するコマンドを作って、それら一連の流れを決まった時間に実行するジョブを作って、自動でデプロイも出来るようにして…といった感じですね。

特に最後、Slackにデータが送信されるという点で「ちゃんと動いてるんだな」という実感を得れました。

ヤフーのここがいい!

10日間のインターンのうち、開発をしたのは7日くらいだったと思いますが、メンターさんのおかげで無事完成品を作ることが出来ました。 残りの日は、初日の2日間は環境構築や資料収集をしていて、最終日はほぼ成果発表で終わっていたので…。でもその中で勉強会に参加させていただいたり、自由に社内のコンフルエンスを眺めさせていただきました。

インターンに参加した中で、ここはヤフーならではないか、と思った点を紹介します。

ヘルプを出しやすい

"私のいたチームの場合は"なんですが、私の他にもう一人インターン生の方がいて、その方にもメンターさんが付いていました。 原則、業務はインターン生2人+メンターさん2人の合計4人で同じZoomの部屋に入って取り組んでいました。メンターの方は当然インターンサポート以外の業務もあるというのに「困ったらすぐ呼んでね」と声をかけていただいて、現に私は頼りまくっていました。

しかも驚くべきはその器の広さだけではなく、バグやミスの発見の速さです。これは経験則もあるのでしょうが、「あ、ここかなー?」っといった感じで具体的に訂正箇所を教えてくださるので、これが真の技術者か…!となりました。しかも優しい。

また、最後の三日間は、メンターさんではないチームのメンバーの方がサポートに入ってくださっていて、結果的にチーム全員の方とお話が出来ました。業務とは関係のない他の企業さんとの違い等もお話してくださるので、データの集計やデプロイの最中に色々お話を聞いていましたね…。

1on1面談

基本的に開発期間は1日2回の1on1(メンターさんと1対1でお話する機会)がありました。そこは何でもお話出来る場で、ある日はチームメンバーの方の好きなものを聞けたり、ある日は自分の開発の経過を見てもらったりしていました。またそこで、「他に話をしてみたい社員はいますか?」というお話をしてくださったり、私の行動に関するフィードバックや、上長の方との面談機会も設けて頂きました。私がおしゃべり大好き人間なので、こういった機会を頂けたのは非常によかったですね。ちなみにメンターさんも女性の方でした。

社内インフラの豊富さ

先程から少し話には挙げていますが、社内のツールやコンフルエンス(社内wikiのようなもの)が非常に充実していました。 少しではありますが、開発をするにあたって自分でも編集した箇所があり、そういった意味での爪痕も残せました。

正直、他の企業さんではどの程度そういう環境に依存しているかはわかりませんが、社内での情報が多いと結構参考になることが多かったです。(インターン課題内で社内ツールを扱うことが多くあったため)

強いて言うなら、業務時間外に業務用のパソコンを開くことが禁止されていたので、休日は開発の情報が調べられないといった点もありましたが…

ご飯おいしい!!!

?????
はい。ご飯が美味しかったです。当方完全なリモートワークだったのですが、初日と最終日に懇親会があって、どちらも参加していました。 参加すると、会社からご飯を送ってくださるんですよね…それが美味しくて美味しくて。特に初日のご飯は男子でも、多い、と思ったみたいです。私はその日の夕飯にも持ち込みましたしね。

特典に付随したお話をすると、ノベルティも多かったですし、インターン後には人事の方とのフィードバック面談もあります。 自分が就活をしている中で、そういったフィードバックってホントにありがたい…。

感想

色々書いたはいいですが、あまり具体的な業務について書けていなくてすみません。 ただ、私にとってはそれだけ非常に楽しい時間でした。願わくば、この企業に入社したい…と本気で思いました。

と同時に、細かいところで技術力やそれ以前の問題(コードのインデントとか)で悔しい思いをすることがあったので、そこは今後の課題として頑張りたいと思います。